近畿日本鉄道


軟券入場券代用券


近畿日本鉄道 軟券入場券代用券

* 40円券 [自動機代用]


個人的メモ:
自動機口座未設定、端末[印刷発行機を含む]導入まで硬券入場券欠札時に代用品として発売。
自動機券と常備券での実例あり。
主に上局管内で対応。 [印版自動機に入場券口座がない駅]
天、名局内では当時硬券発売駅でも印版自動機に入場券口座がある駅が存在したため、同様の例を見かけたことがありません。
尚、時期により一部の小駅では入場券不発売状態(長期欠札状態)で対応していた駅があるため、欠札・口座なし駅=代用券が存在していたとは限りません。 伊賀線の小駅などでは加算運賃制度導入後、初乗運賃乗車券での入場券代用ができないためです。
竹田駅の様に他局管理駅になった場合、入場券の発売はありません。

加算運賃制度:伊賀線、志摩線の様に該当線区の区間をキロ程に含む場合、乗車キロに応じて必ず加算されるケースと鳥羽線の様な他の線区にまたがる場合に 限り加算されるケースがあります。五十鈴川・宇治山田の場合は加算運賃不要。五十鈴川・伊勢市は3kmまで1区ですが鳥羽線加算運賃が適用されます。

関西私鉄特有の小児入場料金は数計算方法に関して。
近鉄では硬券入場券で小児専用券が存在しない、小児料金が表示されていないなどの理由から券面だけでは判断できません。 大人1区30円小児15円時代に入場料金大人30円小児20円とした社(阪急、阪神、京阪、南海、泉北高速など)があります。 このような社では小児代用券の運用はできません。 乗車券・入場券兼用券は阪急40円券に実例があるものの国鉄線とは異なりそのような実例は極めて少数です。

国鉄では昭和44年の制度改正(30円券の途中)まで小児入場料金の設定がなく小児運賃10円区間対して入場料金30円になるなどの不具合が存在したためです。 入場料金は運賃と異なり認可・許可制度の対象外のため、設定社の任意金額になります。 令和5年現在、初乗り運賃と入場料金が連動しない社が存在しています。
京阪3kmまで170円(本線)、入場料金150円。京津線料金同額150円(山科・浜大津)、運賃は別制度。
泉北2kmまで180円、入場料金170円。
https://www.mlit.go.jp/tetudo/sonota/10_03.html

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2023年 5月作成 / ----年--月更新